ハンドメイド教室のFavori-bonです。
「固まるハーバリウムってよく聞くけどなにができるの?」
「固まるハーバリウムを作ってみたいけど、どう学んでいいかわからない」
「固まるハーバリウムオイルの使い方がわからない」
そんな方の為に、必要な道具や作り方を紹介します!
このページでは「固まるハーバリウムオイル」初心者や作り方がよく分からない方のために、実際に作品を制作しながら気をつけたいポイントなどを解説いたします。
固まるハーバリウムって何?
固まるハーバリウムとは「植物を透明の樹脂で固めたインテリア雑貨」のことです。
乾燥したドライフラワーやプリザーブドフラワーなどを透明のオイルに封入して固めて作ります。
透明度がとても高くて綺麗です!
一般的なハーバリウムは、液体のオイルを使用するのに対し、固まるハーバリウムは2種類の液体を混ぜて硬化させて作ります。
固まるハーバリウムは、液体を入れる瓶が不要となるためサイズや形など自由自在にアレンジできます。
各メーカーから様々なタイプの固まるハーバリウムオイルが販売されており、成分は主に「エポキシ樹脂」と「シリコン樹脂」のもので分かれます。
固まるハーバリウムの特徴比較表
エポキシ樹脂 | シリコン樹脂 | |
硬さ | 硬くて頑丈 | 弾力性のある硬さ スーパーボール程度 |
硬化時間 | 12~48時間 | 数時間〜24時間 |
黄変しやすさ | 使用環境によっては 黄変することもある |
黄変しにくい |
収縮率 | 低収縮 | 若干の収縮あり |
価格 | 比較的安価 | 比較的高価 |
※この表は一般的な特性をまとめたもので、製品や使用条件によって異なる場合があります。
固まるハーバリウムは万が一作品を倒したり落下させてもオイルが漏れる心配がないから安心!
好きな形で作ることができからオリジナルティのあるデザインを楽しむことができるよ!
固まるハーバリウムの作り方
今回使用するオイルは、シリコン樹脂タイプの「3Dプレミアムオイル」
3Dプレミアムオイルは、A液とB液を1:1の割合で1分かき混ぜるだけで硬化するオイルです。弾力性のある硬さに固まります。
透明度がとても高く、太陽光・紫外線を受けても透明度は変わりません。
必要な道具・材料
今回は100均で販売されている透明のディスプレイボックスの「クリアキューブ70」を使って作っていきます。
完成したものは型から外すことも可能です。
- 3Dプレミアムオイル
- ドライフラワーやプリザーブドフラワー
- クリアキューブ
- メラミンスポンジ
- プラスチックコップとスプーン
- デジタルスケール(0.1g単位で量れるもの)
- 竹串、ハサミ、カッター
- ティッシュ
- 接着剤
作り方手順
作り方は下記の5つの工程に分けてご紹介いたします。
- 花材を選んでスポンジにさす
- スポンジをクリアキューブに固定
- オイルを用意してクリアキューブに注ぐ
- 浮き出ている茎をカット
- 蓋に接着剤をつけて完成
①花材を選んでスポンジにさす
- お好みの花を選び、扱いやすい長さにカットします。
- 茎の長さを調整しながら、スポンジに順番にさしていきます。
- 容器に直接花が当たらないよう長さを調整します。
②スポンジをクリアキューブに固定
- スポンジを逆さにしてクリアキューブの端っこ2箇所にカッターで印をつけます。
- しっかりとカッターで切れ込みを入れます。
- 逆さにして動かないように固定させます。
③オイルを用意してクリアキューブに注ぐ
- オイルは3回に分けて作ります。(3回の分量をその都度用意)
- クリアキューブの容量は約300ccなので1回目100g、2回目100g、3回目60gで用意します。
- A液とB液が同量になるように量り、スプーンで1分程よく混ぜ合わせます。
- 気泡が抜けたら容器の中にゆっくりと注ぎます。
- 硬化(20分〜1時間程)したら2回目のオイルを作り注ぎます。硬化後、3回目も同様に作ります。
④浮き出ている茎をカット
- 完全に硬化したら、浮き出ている茎をカットします。
- カットした茎は処分します。
⑤蓋に接着剤をつけて完成
- 蓋の縁に薄く接着剤をつけてから容器にかぶせます。
- 固まったら完成です。
固まるハーバリウム作りのコツ
固まるハーバリウムを作る時のポイントは花材を入れすぎないことです。
透明感を残すことが大切 !
完成をイメージしてから花材を選ぶと上手くまとまります。
- 花材の色は同系色や3色に絞る
- オイルは早く混ぜると気泡がたくさんできてしまうのでゆっくりと混ぜ合わせる
- オイルは上から風を当てると上部の気泡は消える
- 気温が低いとオイルの硬化が遅くなるため温める
固まるハーバリウムの注意点
- オイルは混ぜる割合を誤ると固まらないため、慎重に量りましょう。
- オイルが服につくと油のようなシミが取れなくなるため、エプロンがあると安心です。
- 作品は中のお花の退色を防ぐために直射日光を避けた場所に保管してください。
まとめ
制作に必要な材料(オイル以外)は100均で揃えることができて、作り方もとても簡単です。
最近ではインテリア雑貨やギフト商品として人気が高まっており、オンラインショップやハンドメイドマーケットなどで販売されています。
興味がある方はぜひ制作してみてくださいね。
コツをつかめば作品の幅がぐんと広がるよ!
\もっと詳しく学びたい方は/
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